K8.0+OysterShell
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K8.0+OysterShell

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Food Courtシリーズ第4弾。K8.0+OysterShell+ 

PET100% (OceanBoundPlastic100%)

washable

New material, new size

Deep Sea / Oyster Shell / Sea Milk

S: {W46.5cm×H36cm×D8.5cm}  ¥26,400

M: {W47.5cm×H40cm×D7.5cm}  ¥27,500

自分なりのeco-friendly packagingでの発送となりますのでご了承くださいませ。

*ご注文は各色お一人様ひとつまでとさせてくださいませ。

みなさん、牡蠣はお好きですか?自分はもう二度と牡蠣を食べたくないと思った経験をしたことがあります。かれこれ15年ほど前、あるアーティストのJK&mv撮影で1週間程L.A.に滞在していた時のことです。カラッとしたL.A.らしい大きな青空に恵まれ、撮影は毎日順調に進み、「やっぱりL.A.の光は全然違うから最高のヴィジュアルが撮れちゃうな~」などと、数日間楽しく仕事していました。撮影も終盤に差し掛かり、残すところはもう1日分のmv撮影と最後の一番大事なJK撮影のみとなっていました。その日もいい感じで撮影が終わり、みんな心地よい気分でディナーへ。そろそろ日本食が恋しくなっていたので、牡蠣の天ぷらを美味しく頂いて、宴もたけなわ、「じゃあ、明日もよろしくです~。」という感じで解散して各々ホテルの部屋へ。ベッドにダイブして、日焼けしたところがヒリヒリして痛いなぁ、なんか違和感あるなぁ、なんてゴロッとしていたら、ジワジワと自分の身体が自分から離れて行くボヤ~んとした感覚が。。。呑んだから少し具合が悪いのかな?と思っていた矢先、ゆっく~り痺れが手と足の先端の細胞から身体の中心に向かって浸食してきました。例えるならX-MENのMystiqueの変身シーンみたいな感じです。「うわっこれはヤバい!!」と思っていると今度は唇の端が痺れ出して次の瞬間@#$%&*。。。ここからはご想像通り。上から下からの”マッシブアタック”状態でその晩は8時間位トイレから一歩も出れませんでした。とはいえ綺麗な朝日はまた昇り、今日も撮影です。ヘロヘロ、げっそりで完全に脱水症状状態、素敵なL.A.の太陽にもやられ、正直この日の記憶が曖昧過ぎて、どうやって撮影したのか全く覚えていません。夜になっても復活出来ず、とても親切なレコード会社の方がERに連れて行ってくれることになりました。ERに向かう道中、車の後部座席で横たわり悶えつつ、前方で繰り広げられるレコード会社の方(男)とコーディネーターの方(女)のセクシーなトークをBGMにしながら、窓から流れてくるオレンジ色の街灯を意識朦朧と眺めていました。ERに着くとそこはそこでハリウッド映画さながらの喧騒。血まみれの大きな体格の男が警察官に取り押さえられていたり、緊急の患者さんが運び込まれて来たりと、リアルでこういうシーンを体験する日が来るとは思っていなかったなとフラフラな状態で傍観していました。CT検査を受け、点滴を打ち、とても親切なレコード会社の方がどこで買って来てくれたのかスーパーマリオの”1-up mushroom”のフィギュアを「ほら、キノコだよっ!!」と言って渡してくれて、明け方なんとかホテルに戻ってきました。(あの時は本当にお世話になりました!!!)撮影6日目。大事なJK撮影の日。本日のミッションはL.A.の綺麗な夕日をバックにドラマチックかつエモーショナルな画を撮ること。体調は万全ではないけれど、「とても親切なレコード会社の方の好意にも応えたい!! ここで撮影に同行できなかったらプロじゃない!!」とマリオのキノコを握りしめ、ロケバスに乗り込もうとした瞬間、親切なレコード会社の方に首を横に振られ、「撮影には来るな。今日の撮影は一瞬たりともロマンチックな夕日を逃せない。だからおまえのトイレの時間は無い!!」と。泣いた。お腹が痛くて。泣いた。この日のためにJKの袖まくる練習をして来たのに。

この一件以来、牡蠣のことが嫌いになりました。

この頃からです。あらゆることから身を守るためにtechyなシェルJKを着るようになったのは。。